2024年6月 例会レポート

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題 名:「作家のなり方と生活 執筆スタイルと経済」
日 時:令和6年6月10日(月)午後6時30分~8時30分
場 所: マロウドイン八王子

会長挨拶

株式会社ウェルサポート
安部 昭博 様

委員会報告

広報委員長
増田 信敏 様
8月1日開催 さがみ湖湖上祭花火大会の案内

同好会報告

写真同好会
竹名 裕子 様
写真同好会へのお誘い

ビジネスPR

多摩信用金庫
小俣 充義 様
八王子市未来共創プロジェクト研究の案内

株式会社きらら亭
田中 俊行 様
夏のお弁当の案内 配達サービスについて

株式会社新井屋商事
新井 登 様
八王子まつりうちわの案内

新会員紹介

MARBELL GYM
寺島 拓 様
パーソナルトレーニング指導

プリュスサポート株式会社
芳賀 博道 様
自動販売機設置コーディネーター

株式会社総合企画恵比寿
除川 広樹 様
ダイニング酒場EBISUYAの運営

卓話

「作家のなり方と生活 執筆スタイルと経済」
八王子在住「直木賞作家」篠田 節子 様

作家になる方法は?仕事の仕方は?実際もうかるの?
ベールに包まれた作家という職業について様々な角度からお話し頂いた。
篠田先生はもともと小説家を志していたわけではなく、八王子市役所勤務時代に図書館配属となりそこで月曜が休みとなった為、その時間を使ってカルチャーセンターに通い、将来市役所の広報の仕事に役に立つかもという軽い気持ちで文章教室に入ったつもりが実はそこは小説教室だった。このたまたまがその後を大きく変えていくことになるのだから人生は本当にどうなるかわからない。
出版業界内での暗黙のルール、印税や原稿料といったリアルなお話が次々と先生の口から紡ぎだされていったが、やはり言葉を扱うプロフェッショナル、とても分かりやすくそして生々しく語られた。
特に印象的だったのは、作家として生き残っていく為の厳しい現実について。「次の世代の作家を育ててください。そして育てる為には図書館で借りず、古本屋で買わず、書店で本を買ってください。才能ある作家でも販売実績が上がらないと次の仕事をもらえず切られてしまう。」文学の世界も当クラブメンバーの会社の商品も買ってくれる人がいてこそ職業として成り立つ。やりたい仕事ができ、なおかつその仕事が支持されるということは本当に幸せなことであり、人生を捧げる価値あるものだと改めて感じた。